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もうすぐ半分 2018年
5月も半ばに差し掛かる。来週の出張から帰ると2018年の半分が終わる。
1年の初めのnew year’s resolutionに書いたこと、じっくり考える暇もなく過ぎてきた。
ここでおさらい。
「ちゃんとインプットする、そしてアウトプット、アウトカムをきちんと形に残す。」
「そして何事もそもそもの目的を考えて本質を見極める。」当たり前のこと、より意識して行く、と書いたけど。。。さて、できてる?
後半、がんばります。^^;
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「ビジネスがアートに学ぶこと」by 遠山正道氏
まさに。
自分に素直に。「素直、という働き方」
「作家は何の絵を描くかお客様にアンケートを取りません。・・・いいねと買ってくださる絵もあれば、一向に売れない絵もある。でも、その絵のことを失敗作とは呼びません。・・・他人から言われた絵をそのまま描いて、おまけに売れもしない。そんなことがあると、・・・きっと誰かのせいにしたくなる。その良くない循環に足を踏み入れることを失敗と呼ぶのでしょう。」
By 遠山正道氏
やりたいこと、興味があること。それに素直に取り組むだけ。シンプル。
今年の1月にFBで見つけた記事。忘れないようにこちらに転記しておこう。
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まさに。
自分に素直に。「素直、という働き方」
「作家は何の絵を描くかお客様にアンケートを取りません。・・・いいねと買ってくださる絵もあれば、一向に売れない絵もある。でも、その絵のことを失敗作とは呼びません。・・・他人から言われた絵をそのまま描いて、おまけに売れもしない。そんなことがあると、・・・きっと誰かのせいにしたくなる。その良くない循環に足を踏み入れることを失敗と呼ぶのでしょう。」
By 遠山正道氏やりたいこと、興味があること。それに素直に取り組むだけ。シンプル。
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5年の節目
なんと4年振りに筆をとるGolden Weekの谷間。大学院修了から5年間、毎年それまでとは違う自分がいた。身を置く環境も変わり、関わるプロジェクトも次々とやってくる。(ありがたい限り)面白くて、でも結構大変で、いやそれ無理だから、っていうことをやらずにすまない環境で、バタバタとやっているうちに、少しずつ、すこーしずつ、やれることが増えて。そんな5年間の間に自分の中に構築したことは本当に大きい。頭も体も全てを使い、全力で仕事してきた。いや、これは仕事という名の「好きなこと」。おかげで、「あまり好きでないこと」に手をつける時間が取れず、自分の時間の使い方は大逆転。いいか悪いかは別として、これがこの5年の間に起きた事実である。
社会では未だに女性の社会進出が話題になる。高齢化、教育、医療、何をとっても言えるのは、そのことだけ考えても何も解決しないこと。大学院で学んだ最大のインプットがこれ。み〜んな繋がってるのである。システムなのである(詳しいことを言えば”System of Systems”)。女性の社会進出は女性個人、家庭、家族というシステム、地域というシステム、会社というシステム、子供の保育や教育の場というシステム、夫の会社というシステム・・・ぜーんぶを考えないと答えは出ない。そしてそれらは緩やかに繋がり影響し合う。
我がムスメたちが社会人になった今、一体いつになったら「女性の社会進出」が話題にすら上らない日が来るのかと途方にくれる。日本はあらゆる面で「システムとして全体を捉える」のが遅れていると感じる。色々な切り口で世界を見て回る機会をいただき、その度に全体を捉える力が当たり前のように備わっていることに驚きを覚えた。自分が習得した(というかもともと持っていた視点を掘り起こしてもらった)システムとして考える思考。次の5年間でどこまで広められるか。ここに貢献するのがmissionかな。2018年 5月 1日 | Filed under 仕事 -
ユーザビリティは文化的背景なくして語れない!
今日、別のワークショップに参加した先生とのディスカッションで出た重要な発見がある。それは、サービスや製品、ウェブサイトの情報構築は、ユーザーの文化的背景により変わってくるということ。
日本人に向けた日本のサービスのユーザーへのアプローチと、同じサービスのアメリカ人ユーザーに向けたアプローチは同じではないのだ。
常々考えてきた、「英語サイトは日本語サイトの英訳版ではいけないはず」ということをしっかり裏付けてくれた発見だった。 -
IA Summit 2011 – Usabilityワークショップ
昨日の夕方、コロラド州デンバーに到着。寒いと聞いていたけれどそれほどでもない。というか、私は先週の東京くらいの寒さかなぁと思うけどこっちの人の薄着にはびっくり。半袖で夜で歩いている人がいる。さすがアメリカ・・・。
さて、今日からメインカンファレンス前のワークショップが始まった。一日目の今日は、”Usability Bootcamp” に参加。朝の9時から夕方の5時までぶっ通し。
最初の1~~-2時間は先ずは英語に慣れるのに必死。先生も参加者も当り前だが早口。。。集中してとにかく聴くことに徹する。単語調べとかテキストに目を落とすとかしていると散漫になる。徹底的に先生の目を見て耳を使って理解した。さいわい、ワークショップとしてやるべきこと、チームでのハンズオンの作業、レクチャーの内容の理解はしっかりできたと思う。
さて、このワークショップ、とても中身の濃い、深みのあるユーザビリティテストに関する内容だった。ユーザビリティテストの一連の流れを、なぜそのプロセスが必要かをしっかり説明しながらプロセスごとに解説し、それぞれのプロセスをチームごとに作業させ体験させる。
これまでにユーザビリティに関するセミナー等をいくつか体験したが、いまひとつ全体像をとらえきれなかったのが今日で解決した感じ。かなり得るものの大きなワークショップだった。
講師のChristinaはまだ若いかわいい女性。でも、ユーザビリティテストについてはとてもプロフェッショナル。テストの下準備であるテストのプラニング、オブザーバーの人数、テスターの選考、テスターの人数、テストのタスク、ファシリテーターの役割、テスト結果データの分析、整理方法、これにより出たテスト結果の伝え方まで、始めから終りまでのプロセスについて、経験談を交えて実に詳細に解説してくれた。
このワークショップの参加者は14名。たぶん私以外は全員がアメリカン人だったと思う。ほとんどの人が実際にユーザビリティテストやウェブサイトデザインに携わっていたように見受けられた。そうした彼らが真剣にウェブのユーザビリティテストについてより新しい、詳しい情報を求めて勉強しているこの国は、それだけユーザビリティの重要性が認識されているといえる。
日本ではどうだろうか。ウェブサイトを持つサービスや製品の提供企業がどれだけ自社サイトのユーザビリティを高めるためにコストをかけるだろう。ユーザビリティの重要性は浸透しているとはいえないと思う。今日のワークショップでは日本人は他にいなかったし。まだまだ企業サイドの目線で作られているサイトがたくさんある。会社の業績がサイトのユーザビリティ向上から引き出せることをまずは実証していく必要があるのかもしれない。
さて、4月から始まるシステムデザインの勉強。今日習得したことがこの分野にどう結びつくかを考えてみた。というか、同行してくださっているSDMの先生とディスカッションした。で、結論。これはシステムデザインのVeeカーブの出発点である要求開発のところに応用できる。情報アーキテクチャとシステムデザインは実は多くの部分でつながっているのだと思う。今回のIAについての勉強を4月から始まるSDMでの勉強にしっかり生かしていくつもり。
明日は、Information Architecture: Theory and Practiceというワークショップ。IAの基本をお勉強、というところかな。楽しみです。
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