プロバイダやキャリア営業の不思議・・・

今日は久しぶりに在宅。というのも、これまで使っていたTEPCOひかりの電話とネットの回線をKDDIに変更する工事が来るから。家関係の用事はなるべくこういう日にひとまとめにしないと、なんだかんだと毎日家にいなきゃいけなくなる。電話回線工事、PC設定、ついでに眼科に買い物。それはそれで忙しい。

さて、回線の変更は、たまたま飛込みの営業マンが来たときに、これまたたまたま私が在宅していたことで決まった話。え~、また電話の営業!と一瞬思ったが、この話はちょっと聞いておこう、という気になったのでよくよく聞いてみると、なんと、これまでのSo-net+TEPCOひかりのひかり電話とひかりケーブルのネット回線よりだいぶ安くなる、So-net+KDDIひかり回線の提案だった。

ネットのプロバイダ料金自体もぐっと安くなる。おまけにKDDIのひかり電話はauの携帯との通話料が24時間無料、とのこと!我が家はもう何年も携帯は家族でau。もっと早くこれに変えればよかった…。

そこで、私が思うのは、なぜ、auなりKDDIなりは、このようなうちのようなユーザーにもっと丁寧に安いプランを提案してくれなかったのかという不思議。KDDIやauのコマーシャルで、たしかに「まとめトーク」というのはやっていた気もする。でも、テレビで聞いて、あ、それ、うちに最適!と思えるほど、単純なことではないでしょう。インターネットまで変わるということは、プロバイダを変えることだと思うし、それは面倒だし、KDDIだってひかり、今使ってるTEPCOだってひかり、なら同じでしょう、と思うし・・・。

ところが、同じSo-netを継続して利用するというのに、プロバイダ料金自体がぐっと安くなる。おまけに、au携帯との通話が無料。これだけでも大分違う。キャンペーン中ということで、キャッシュバックはつくわ、3か月プロバイダ料金無料になるわ・・・。どうして、もっと早くアプローチしてくれなかったの?と。

たまたま飛び込んだ営業君は、うちがひかり電話なことも、So-net使ってることも、もちろん家族でauなことも知らなかったわけで、でも、こういう情報は少なくともSo-netやKDDIは、部分的には持っているはずですよね?そして、こういうケースのユーザーはもっとお得なプランがあるからという紹介をしてくれてもよいのではないでしょうか。営業君が来たときに不在だったら、高いプロバイダ料金をずっと払い続け、自分で勉強し、よりよい料金プランを探していくしかなかったわけです。

サービスは、売ったらおしまいではだめ。今は、既存のお客さんをユーザーとしてキープすることに注力するのがとても大事だといわれているのに、継続的に料金を徴収しておきながら、既存のユーザーに対するより良いサービスの提供ということには無関心で、新規の獲得ばかりに向いているキャリアやプロバイダの姿勢は、何か間違っている気がする。

2009年 12月 18日 | Posted in 気になること
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