雨の浅草
仕事で浅草に行った。雨は降るし、最高気温8.9度という真冬並みの寒さ。でも、なぜだか浅草の駅を出て雷門を見たとたん、なんだかホッと。
外国人の観光スポットとして、学校の修学旅行ルートとして、いつも人が集まっているこの浅草には、特別な空気がある。懐かしい空気。立ち並ぶ甘味やさんや食べ物屋さん、お腹がすいていなくても入りたくなる。
仲見世はただなんとなく歩いているだけでも楽しい。お店の人に記念写真を撮ってもらっている女子高生たち。海外の観光客の皆さんは、和の小物を選ぶ目も真剣そのもの。
雨合羽をかぶって行列で歩く小学生のグループ。社会科見学かな?
新宿、渋谷、銀座、原宿・・・東京に街はたくさんあるけれど、外国人や学校の生徒たちがこんなに集まる場所ってあるだろうか。観光や教育目的で人を集める街。日本を知る上でMUSTな街、浅草にはそんな意味があるはずだ。
高層ビルや最新ファッションのブティックに囲まれる街より、日本をたくさん感じる街、浅草。同じ仕事でも、こんな街の空気をちょっとでも感じられるのは幸せだ。
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