久し振りの学生証

慶應SDM研究科の科目等履修生の出願から早1ヶ月半が経ちました。9月の最終週より履修を開始し今日で4週目。毎週エキサイティング、かつ刺激的な授業を楽しませいていただいております。その間、学事のもろもろの手続きを経て履修生としての受け入れの許可が出て、そして今日、晴れて「学生証」をいただきました。

さて、授業内容はといえば、「システムエンジニアリング」の基礎的な講義とワークショップ形式の補講(こちらは英語での授業)、他に聴講させていただいている授業も。どれもとても興味深い内容で、本当はとても難しい話だと思うのですが毎回のめり込んでしまいます。

大学院の授業でこんなに一生懸命取り組めるなんて、いったい私の大学時代は何だったんだろう…。という悲しい過去を振り返ってしまうのですが、だめだめ、時間は戻りません!今の時間を十分に充実させればそれでよい!と自分に言い聞かせ、周りの学生たちよりも長~い人生経験の中で体験した様々なことに結び付く、SDMでの講義を、自分にしっかりと取り込み、これからの自分に生かしていきたいと思っております。

先週末のSE序論の授業はまさに私の分野の話でした。「いかにロジカルに伝えることが大切か。」テクニカルコミュニケーションです。SEのデザインにおいてロジカルに分析してそれをロジカルに伝えることは基本の「き」。これができて初めてユーザーの要求に合ったシステムがデザインできるわけです。ドキュメンテーションの大切さ。これがテーマでした。今週は更に掘り下げて、システムの要求分析をしていきます。難しいけれど面白いです。

今日はグループワークのグループ分け。各自興味のあるテーマを発表し、近い分野の人たちがグループになって研究します。私はやはりこれまで興味をもってきた、組織のグローバル展開、マーケットオリエンテッド、ユーザーオリエンテッドな展開を可能にする、組織全体の効率的な情報システムの構築をテーマに。同じ分野のテーマの方お二人と一緒にグループを組むことになりました。お一人はネット上のバーチャルコミュニティ上の発信とリアルコミュニティにおける発信の違い、バーチャルコミュニティは生命化しているのではないかという仮定を。もうひと方は、eコマースの購買体験とリアル店舗での購買体験の違いと、eコマースを生命化することでリアル店舗の体験に近付けることができるか、というテーマ。どちらもとても興味深い!これから1月の発表に向けてとても興味深い研究ができそうです。楽しみ!

そんなこんなで、かなり楽しい体験をしております。半年で終わるのはあり得ない気分になってきてしまいました・・・。もうちょっと長くやろうかな~。あと2年とか!?

2010年 10月 22日 | Posted in LEARNING
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