Time for a Challenge! 慶應SDM研究科の科目履修
日吉。慶應大学のグラウンドでいま、目の前で附属中学の運動会開催中。2年前までは保護者として来ていたこの運動会。今日はたまたま目にすることになった。
このブログを書くのは約一ヶ月ぶりか。色々あった一月だった。今はだいぶ落ち着いてきた。新しい私の始まり。バタバタした中いろいろ考えた。結果、これまでとちょっと違う勉強を始めてみることにした。
慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)。これが考えた末にたどり着いた私の結論。いまのところ3科目の履修のみ。トライアル期間みたいなもの。きちんとやれる自信がついたら春から正規の院生になるべくアプライしてみよう。
そのSDMの授業が今週から始まった。ここに来るのは今日で3日目。かなり若い学生、外国からの留学生、たっぷり社会人をやっている学生。少人数ではあるがバラエティーに富んだ学生たち。おもしろい!その中で私もかなり変わった部類に入るだろうな。
ここに決めた理由は、一言でいえば、ここの勉強は今の私の頭の中のモヤモヤを晴らしてくれるだろうな、と思ったから。ここ一年ほどずいぶんいろいろ考えた。海外の大学院のオンラインラーニング、国内の英語での大学院、分野はコミュニケーション、情報、ドキュメンテーション・・・。でも、何か違う、何かが違う。それを勉強した後の自分と今の自分はあまり違わない気がした。そんなとき、母校の新設の研究科を調べてみた。一つは慶應メディアデザイン。ここは著名な教授たちが名を連ねる。もう一つはSDM。ここにも立派な教授陣。でもここの情報はあまりなかったので、サイトで調べ、気になる教授の著書を読んでみた。
う~ん、これだ~!今の私が知りたいのは、こういうことなんだ!って、思った。システムデザイン。工学系の言葉にみえるがここでいうシステムは違う。世の中のあらゆるシステムを指す。社会システム、自然システム、生命システム・・・。こういったシステムのこれからの姿を少しでもよいものにしていこうよ、そういう学問だ。
システムは要素で成り立つ。その一つ一つの要素を丁寧に掘り下げることしかこれまでの私の頭にはなかった気がする。でも、この一年、それじゃ足りない、と思った。もっと全体を俯瞰したくなった。要素の掘り下げも不十分。それは重々承知している。でも、モヤモヤをまず晴らしたくなった。これが晴れれば要素の掘り下げがより効率的により良い方向に進む気がして。
そんな漠然とした理由だが、私の中ではとても自然な流れの中で起きていることに感じる。ここに至るまでの約1年間、いろいろなことが起きた。一つ一つはきつかった。でも能天気な私は、災いは転じれば福となることを素直に信じてここまで来たような気がする。うまく転ずることができたかはまだわからない。それはこれからの私にかかってる。これまでの自分に起きた「点」を、「線」で繋げていけるようなチャンス、そういう時期が自然にやってきた、そんな気がする。
大学院の授業は課題がいろいろある。ディスカッション、チームでの研究発表、各授業の宿題・・・。さてさて、若い人に負けないように頭をフル回転させて、精一杯頑張っていきたい。
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