あれから3年・・・
3年前の今日(あ、もう昨日か)、友人が48歳で天国へ行った。
あまりにも若い。
家族ぐるみの付合いだった。
私の同級生であり、娘の同級生のパパであり、義姉の同級生の夫でもある。
結婚当初はご近所さんでもあった。
デカい身体にデカい声。よく呑み、よく食べ、よく動く。
大学のアメフト時代と変わらない。
大学の卒業25周年の大同窓会企画では、経済学部の幹事代表である彼に頼まれて一緒に経済学部を盛り上げた。
同窓会が大成功した年の年末、次の同窓会の企画をしようと持ちかけた彼に、私はなんと返事したかも覚えていない。。。どうせ、面倒くさいとかなんとか、言っちゃったんだろう。。。
いつもみんなを盛り上げ、みんなのことを考え、ちゃんと行動する人だった彼に、ほんとに恥ずかしい。。。
年明けて1月9日の晩、くも膜下出血。
あんなに元気で優しくて、今時珍しい雷親父キャラの彼。3週間というお別れの時間を家族と友人たちに残してくれた。
病棟は夜になると毎日みんなが集まってくる。何度も病院で意識のないあなたに話しかけたよね。昔好きだった曲をiPodにたくさん入れて当たり前のようにあなたに聞かせてた友人たち。家族たち。
そして2月3日、福沢先生と同じ命日になっちゃった。
葬儀には千人近くもの人が駆けつけた。どれだけ人望が厚いんだよ。。。
あれから3年。昨日の晩、自由が丘の「良」で偲ぶ会をするというメール。
学生時代からずっと、あなたたちが集まってたあの店。
ゼミのあと、帰り道だし、ちょっとよって行こうと心に決めた。
10時近くまで協生館に居たけれど、思い切って行ってみた。行ってよかった。
すごい人数。み〜んな、当たり前のように集まってた。相変わらず賑やか。もちろん、ママやAみちゃんも!
あなたがみんなのことが大好きだったように、み〜んながあなたのことを本当に愛しているんだよなぁ。
「『人』という何ものにも代え難い素晴らしい財産を遺してくれた」
ママはパパのことをそう言った。本当に素晴らしいこと。
人間は死んだら何もなくなってしまう?そんなことはない。絶対にない。
家族にも、友達の私たちにも、たくさんのことを遺してくれている。
あなたは、こんなに早く天国に行くことになって一番ビックリしてると思うけど、振返ってみればいい人生だったと思うでしょう?
「いい人生だった」と思える生き方、そして誰かの中にほんの少しでも何かを遺せる、そんな人生を私も送りたい。
まだ、大学院修了前のバタバタの中だけど、昨日「良」に行けてよかった。ほんの1時間くらいだったけれど、とてもいい時間を過ごさせてもらいましたよ。
ありがとう。Kくん。
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