並行読みの本たち 読了
ここ一カ月ほど、並行読みしていた本たちを、立て続けに読み終えた。
・人間自身 考えることに終わりなく / 池田晶子
・「個」を見つめるダイアローグ / 村上龍×伊藤穣一
・あなたの話はなぜ「通じない」のか / 山田ズーニー
・一瞬で伝える「わかりやすさ」の技術 / 斎藤孝
池田さんは高校からの同窓で一年先輩。彼女の切れ味の良さは痛快だ。哲学に興味を持ったのは彼女の本を読んでから。でもその時はすでに他界していた。とても残念。今でもあの世であいかわらず、バッサバッサと斬ってくれているんだろうなぁ。
対談形式の『「個」を見つめるダイアリー』。これ4年も前の本には思えない。さすがのお二人のお話に頷きな通しだった。
あとの2冊は仕事がらみで読んだコミュニケーションの本。山田ズーニーさんの本はどちらかというとコミュニケーションというよりセルフブランディングの話と受け取った。斎藤孝さんの方は全般的なコミュニケーションにおける効果的な方法論。一貫した「コミュニケーションに関する氏のセオリー」というよりは、これまでご自身が体験した、または学生に体験させているケースバイケースの方法を解説し、様々なテクニックを紹介している。
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